宗教

樹木

確かに木が好きだ。何でだろ?田舎育ちだけど田んぼばかりで山育ちじゃない。


大きな樹木には特別な力がある。

民族信仰?精霊信仰?
アニミズム

先祖を敬うのと同じように樹木も敬う。

隣の観音様の銀杏の木はたまにギンナンが臭いけど
樹齢80年くらいで多分周りより長生きしてて、特別なものを感じる。



神道っていう無理やりな宗教の型にはめられてしまったけれど、

権力者の道具にならない信仰。
不思議な魔法で奇跡が起きない宗教。
自然な形で無理のない範囲で助け合う集合体。

宗教じゃなくて思想。
信仰すれども貢がず(笑)


日本は神様が沢山いるので外から来た神様もその中に内包してしまう。


様々な信仰と混ざり合うことができるけれど、絶対神や現人神なんかは非常に不自然。



それぞれがイメージする神様がいて、その土地土地にも神様がいて、むしろ神様と一緒に生活していた。

大きな木は心のよりどころになる。

それは本当にそうで、実家の町内に何本かあった大きな木が切られた時は物凄く落胆した。


その内の一本は昔、住人が生活するのにも困って、隣人から援助してもらう際に所有権を預けたそうだ。それ以上の担保はないということで。

大きなケヤキの木。

お金を払って処分されたケヤキ
切るのに手間がかかるから材木になる値段と相殺どころか赤字なんだそうだ。




自然と近いところで生まれた信仰と人間社会の中で生まれた宗教は別物。

自分は都会で生活することが凄く窮屈に思えて、それを解決してくれるのは多分雑多な人間社会の中で生まれた宗教なんだろうと思う。



他人をどうしろ、自分はこうしろ





そんなことよりかはおっきな木を目の前には〜って溜め息ついてる方がいいな。




何も勉強していなくたって知っていたことは、敬うこと。

宗教について別に調べた訳じゃないので適当に書いているけど。



他者を敬うことがすべての宗教の、信仰の根底にあって欲しい。


自分を卑下してはいけないし、他人を侮ってはいけない。

と思う。


常には無理でも大体は。