ひとり

こんな素晴らしい世界に生まれてきたっていうのに


どうして自信を持って真っ直ぐにいられないんだろう?


間違っていないか不安を抱いて

それでも今があるから、ごまかしながら生きていく



でもいつか手遅れになるんじゃないの?


何をやり残して来たのか分からないままに、いつの間にか手遅れになるんじゃないの?







ああ、でも帰り道はしっかりと覚えている

泥酔していても帰れるよ




知らない街からも帰れるよ。






帰ることばかり考えている僕は
帰り道が悲しかった時
本当のことを隠すことに限界を感じているだろう




そんな時、好きなものは自分を生かしてくれるし
同時に縛り付けてくれる






結局、どう歩んでも後悔するし不安になるんだ

だけどまだまだ見渡せないでいる場所が沢山ある

人を困らせることになるならば、僕は静かに居眠りをしていよう




いつか時を捕まえるまでの間


悔しいけどそれまでは居眠りをしていよう